約 2,731,515 件
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投手 黒田博樹 08KURODA.SEN ジョナサン・ブロクストン LDBROX08.SEN 打者 マニー・ラミレス LDRAMI08.SEN ラファエル・ファーカル LDFURC08.SEN ジェームズ・ローニー LDLONE08.SEN フアン・ピエール LDPIER08.SEN オーランド・ハドソン LDHUDS08.SEN マット・ケンプ LDKEMP08.SEN
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J-430 ロバート・E・O・スピードワゴン J-430 R ヒーロー ファントムブラッド こいつはくせぇッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!! 「レベル 1以下」の敵をブロックしている「波/奇」の味方すべては「S+3、T+3」される。 出典: 速攻メタのヒーローカード。 「波」の味方全てにブロック時貫通を与えるJ-725 ジョナサン・ジョースター と最も相性が良く、J-409 アクトン・ベイビーでレベル1のキャラをアタックさせることで大ダメージが見込める。 J-071 ズームパンチ!ものっけてもらおう! 連動しているJ-437 ロバート・E・O・スピードワゴンの効果を使えば、レベル2までの敵に対応可能……だが、各種スピードワゴン老が便利なのでそちらが優先されるかもしれない。 8弾ジョナサンの収録で戦えるようにはなったが、それまではブロック時のパンプをダメージに繋げられるカードがヒーローツェペリやJ-016 ストレイツォくらいしか存在しなかった。 いずれにしてもこれらの勝ち筋の根幹はあくまでも、アクトンからの貫通であって、このヒーローの効果は無くても成立してしまうのが悲しい。 原作の歴史を間接的に100年以上にも渡って支えた男としてはあんまりな扱いである。
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ナレーションが語ると共に清朝時代の街・宮殿である円明園が映る。 ナレーション「清朝の離宮。円明園は完成までに150年あまりを要し、その壮麗さは各国の使節たちに畏敬の念を抱かせた。園内の海晏堂には噴水時計があり、十二支を象った銅像が正午になると一斉に水を噴き出した」 変わってアロー戦争による各国の部隊らが中国へ侵攻するシーンとなる。 ナレーション「1860年7月。英仏連合軍が弱体化した進軍を撃滅し港の砲台を攻略。10月6日には円明園に侵入し十二支像を含む貴重な財産を数々略奪。残りは破壊し焼き払った」 英仏連合軍の部隊らが円明園の街に侵攻し放火すると同時に様々な財宝ならびに円明園十二生肖獣首銅像(以下、略称で十二支像)を奪う。 ナレーション「その炎は三日三晩燃え続け、清朝の最高傑作といわれる円明園は灰と化した」 軍の付き添いのカメラマンが十二支像を手に入れた記念写真を撮る。 変わって現在となりロンドンのオークション会場ブレイデン&サン。 そこでは現存してる十二支像のオークションが行われていた。 司会「もう一声!ございませんね、落札です!次!」 2000年 牛首像 774万5000ドル 牛首像に続いて猿首像がモニターに映る。 2000年 猿首像 818万5000ドル 次に虎首像が映る。 2000年 虎首像 1544万5000ドル 次に豚首像が映る。 2003年 豚首像 680万ドル 変わって十二支像以外の財宝を出品する。 司会「幻の万緒大酒、24本入り、保存状態は完ぺきです。55年あまり農場の蔵に眠っていました。入札開始価格は200万ユーロ。入札は10番単位でお願いします」 次にパリのピエール・ジョンソンで古い小切手が出品される。 司会「大変貴重な小切手です。世界にたった四枚しかありません」 変わって車椅子の老人とその執事と鑑定士らが犬首像を見ており、中国大使が老人と握手する。 中国大使「中国大使です。どうも初めまして。遅くなって申し訳ありませんでした」 老人「許しを食わねばならないのはこちらの方ですよ」 鑑定士は犬首像を綿密に鑑定していた。 老人「あれは昔、私の先祖が戦争をいいことに無断で持ち帰った、あなたの国の財産です」 変わってそれぞれのオークション会場では十二支像などの財産が出品される。 老人「あの銅像を見るたびにいつも両親が悼むんです。あれらは全人類の遺産であって、決して一個人が所有するものではない、そう思い、中国の博物館に寄贈することに決めました」 そんな中、教授が話す。 教授「先月ならこの世の中、あなたがたのようなばかりなら住みやすくなるでしょうね」 老人「お探しになっている、残りの十二支像も全て見つかる事を心から願っています」 変わってブレイデン。 2007年 馬首像 開始額 6910万ドル 司会「皆さんはよろしいですか?。では落札!」 落札者の女性は笑顔になり、参加者は拍手する。 一方でピエール・ジョンソンでは小切手の落札が続く。 参加者「700万!」 司会「落札!」 変わって小切手を落札した事に報道陣が集まる。 リポーター「MPコーポレーションは世界に4枚しかない切手を手にいれたわけですが」 落札者「いや、4枚じゃない。これで世界にたった1枚しかない切手になった」 落札者は価値を高めるためその切手の3枚を切り取り破る。 オークション会場の会議室に落札者がやってくる。 落札者「見ろよわが社の話題で持ち込みだ」 スタッフら「おかえり」「世界に一枚しかない切手とはね、一晩で値打が3倍に」 落札者「父のアイデアだ」 スタッフ「流石」 変わってMP社の社長であるローレンス・モーガンが座り社員らと会議する。 ローレンス「お宝が欲しけりゃ、作ってやる。次!」 社員「パーシーズが曙の真贋を疑ってます」 ローレンス「疑ってる?つまり何もわかってないんだ。いつも通り買い物してちょっぴりあげてまた出品して紛い物は売り買いを何とか繰り返すうちに本物らしく見えてくる。だからな、次は?」 社員「5体目の十二支像が驚くほど高値で売れました」「このシーズンのオークションに参加したバイヤーは祖国を愛してやまない単純な実業家ばかりよ」 ローレンス「祖国の誇りのためなら金目に糸目は付けない。金を引き出す鍵は愛国心だ」 ジョナサン「流石」 ローレンス「十二支像は出品するたびに値があがってゆく」 モニターにはそれぞれの十二支像の値打がグラフとして表示される。 ローレンス「残りの像も手に入れたい。誰がいいハンターはいないか?」 社員「ハゲタカはどうです?」 ローレンス「もっと身近なやつがいる」 ジョナサン「ジェシーはどうかな?」 落札者の男「あいつはまだ薔薇も見つけてないぞ」 ローレンス「薔薇は後回しだジェイシーに伝えろ。残りの十二支像を手に入れたらボーナスをたっぷり含むとな」 ジョナサン「その金額に納得できれば、何だってく手に入れてくるよ」 ローレンス「だったら一体につき100万ユーロ払ってやるか、もし龍も手に入れたらゼロをもう一個足そう」 ジョナサン「流石!」 変わってとある国の国境らしき場所。 そこに車がやってきて、ボニーという女が降りてくる。 警護兵「おい、通り抜け禁止だ!」 ボニー「はい、おしっこしたいの」 警護兵「いい女だ」 ボニー「お願い」 他の警護兵は了解のサインをする。 警護兵「どうぞこちらへ入って」 ボニー「ありがとう」 ボニーはトイレへと入る。 変わってMP社。 日系社員「龍の像は辰年に出品すれば儲かる」 ローレンス「もういいから遊んでろ」 用を足したボニーはサングラスで誰かいないかを確かめた後、警備室の中へ入りハイヒールの後ろの支柱で鍵の輪っかに引っ掛け、その鍵諸共手に入れ、それを車の下に隠す。 変わってMP社ではJCの件を話す。 ローレンス「JCを探すんだ」 ジョナサン「すぐ捕まるよ」 ローレンス「そうか、どこにいる?」 ジョナサン「今、たぶん休暇中だ」 変わってある施設で警報が鳴る。 所員「おい、この警報は何なんだ?」「何があったんだ」「異常事態らしいぞ」 所員らが確認する中、物陰に隠れていたローラースーツを着た男がなぎ倒す。 所員「侵入者だ」 ローラースーツの男はミサイルを発射しガラスを破壊し外へ出る。 警護兵「何だ!」「侵入者だ!」「おい止まれ!」 無線『施設内に何者かが侵入!』 警護兵は鍵が無いのに気づく。 警護兵「キーが無い!」 一方でローラースーツの男は警護兵をなぎ倒し逃げようとする。 警護兵「捕まえろ逃がすな!」「あいつだ!」「了解!」 ローラースーツの男は警備兵の群れに気付きトラックの下に隠れて逃げる。 警備兵「トラックの下に隠れたぞ!」「いたぞ!」 ローラースーツの男は全速力で疾走しトンネルを抜ける。 警備兵「おい捕まえろ!」「おい待て!」 警備兵が撃ち、軍事トラックが追いかける。 警備兵「急げ」 トンネル内にいた他の警備兵はバイクに乗り、その男を追いかけようとする。 ローラースーツの男は逃走の中で止まり警備兵の様子を見て、再び逃走しトラックの下に隠れる。 警備兵「おいいないぞ、どこへ行った?」 一方で警備兵の車は他の車と合流する。 警備兵「車が来ましたが、やつはどこにも…」「来たか?お前達、待ち伏せしてたんだろ」「何だ!?」 するとローラースーツの男に気付く間もなく警備兵はなぎ倒され、ローラースーツの男はコンクリート製のガードレールの上を命知らずで走行し警備兵のトラックの側を走り抜けた中、車に気付き咄嗟に下に伏せ逃走する。 バイクの警備兵「いたぞ!」 警備兵はスパイクで仕留めようとし、ローラースーツの男は先に待ち伏せがいるのを見る中、追手のバイクに気付き後ろから狙って振り落とす。 警備兵「けつが燃えてる!」 ローラースーツの男は2人目のバイクの警備兵を振り落とすと他の追手気に気付き逃走し、待ち伏せとなる場所を隣の坂で突破する。 警備兵「よし、撃て!」 警備兵はローラースーツの男に一斉射撃をする中でローラースーツの男は先にあった排水用のトンネルに入り全速力で走り、抜けた先はダムであり、仲間が事前にヘリコプターでその場所に待っていたのかローラスーツの男はヘリにぶら下がってた網に掴まる、ローラースーツの男はトレジャーハンターのアジアの鷹ことJCであった。 ヘリに乗った仲間のシモンがJCに話す。 シモン「JC大丈夫か?」 JCはサムズアップする。 シモン「OK!」 JCの仲間のヘリは上がる中、スマートフォンの着信音が鳴る。 JC「何だ?」 電話相手はジョナサンであった。 ジョナサン「JC、ジョナサンだ。薔薇は見つけたか?」 JC「休暇中だよ」 ジョナサン「別の仕事があるんだけど、やるか?」 JC「報酬によるね」 ジョナサン「円明園にあった十二支像知ってるだろ?」 JC「十二支像!?」 十二生肖CZ12
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J-568 ワンチェン J-568 U キャラ ファントム ブラッド 悪 P(2) S0 T0 ☆☆ ▲ウウウヘェッヘェッヘェッヘェッ! あったあるね 自分捨て札を5枚オープンし、その中にある『DIO』のキャラカードすべてを山札の一番上に置く。それ以外のカードは捨て札の一番下に入れる。 悪・悪 ワンチェン 人間 出典: 間違えやすいが、このカードは属性:人間、J-045 ワンチェンは属性:屍生人である。 J-078 血管針攻撃!のコストにしたり、J-088 風の騎士たちの町の効果の対象にはならないので 注意。 (ちなみに効果名は原作でDIOに屍生人にされる直前の彼のセリフである。) もしかしたら属性:人間のヴァニラ・アイスなども登場するかもしれない。 第8弾現在の『DIO』 J-041 ディオ・ブランドー J-042 吸血鬼DIO J-044 DIOヘッド J-092 ディオ・ブランドー J-127 闇の帝王ディオ J-128 復活のディオ J-200 ジョナサン&ディオ J-225 ロンドンのDIO J-226 ディオ・ブランドー J-304 DIO J-367 DIO J-465 ボクサー・ディオ J-466 迫り来るDIO J-567 ディオ・ブランドー J-571 吸血鬼DIO J-584 写真のDIO J-681 プッチ&DIO J-760 ディオ・ブランドー J-789 DIO PR-007 ジョナサンVSディオ PR-012 ミドラー&DIO&マライア
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過剰な装飾で見にくくなっている。色使いすぎ -- 名無しさん (2014-02-07 16 42 17) 思えば(エリナほどの高貴な女性なら本編通りこれほどの辱めはまず明かさないだろうと確信していたとはいえ)それほどの非道、いくら何でもジョースター卿やエリナの父親に知れればただでは済まないだろうに…いかにディオがジョナサンに関わる人物を見下し舐めきっていたかってことだよなあ -- 名無しさん (2014-02-07 17 10 10) 編集が汚い -- 名無しさん (2014-02-07 21 24 25) その船の名は運命って、ジョジョニウム三巻のキャッチコピーか。あとルーシーだけじゃなくジョニィの嫁の東方理那もエリナが由来だと思う -- 名無しさん (2014-02-07 23 00 20) 一巡後の世界での人物の対応って苗字より名前のほうが関係が深いって思ってる -- 名無しさん (2014-02-07 23 44 08) みんなが言いたいセリフ、言えるんだからね? -- 名無しさん (2014-02-07 23 51 47) エリナの件でジョナサンの爆発力にやられて教訓にしたはずなのに結局何度も調子こく→ジョースターの爆発力にやられるを繰り返すディオ・・・w -- 名無しさん (2014-02-08 11 20 50) ↑あの頃はただの人間だったけど今俺は生物界の頂点!触れたら即凍らせるから波紋も怖くない!→URY~ジョジョの爆発力にやられた~!→ジョジョの子孫ったって犬のクソみたいなもんだろ。世界を支配するスタンドだって手に入れたし、何人来ようが無駄無駄無駄ー→WRY~ジョジョを怒らせちまった~! この繰り返しである。 -- 名無しさん (2014-02-08 11 49 35) ジョジョの歴代ヒロインでぶっちぎりの守ってあげたい系じゃないだろうか?だからこそジョナサンも命懸けで守りたいと思えたんじゃないだろうか -- 名無しさん (2014-02-08 13 11 28) ディオ・ブランドー被害者の会会長に推薦したい。 -- 名無しさん (2014-02-08 13 14 40) ↑2 エリナには逆にジョナサンが守られてもいたんだよ。少年期に出会って恋に落ちなかったらあのまま潰れてた。(ダニーもいたけど、犬が友人ってことを知ったディオなら遅かれ早かれ始末したと思う) -- 名無しさん (2014-02-08 14 53 26) 医者の家に生まれて看護師として生きてたから人間の命に人種や貴賤が関係ないって価値観が自然と身についたんだろうな。 -- 名無しさん (2014-04-19 19 00 19) エリナさんみたいな素晴らしい人は漫画作品の中でも中々いない -- 名無しさん (2014-04-24 10 05 29) ジョセフがあの性格になったのはリサリサの血統なのかエリナさんのご教育の賜物なのかは友人達との間で意見が分かれる(わたしは前者) -- 名無しさん (2014-04-24 11 50 22) アニメ版の最期でベッドの傍らにジョースター一家三代の想い出写真が飾ってあるのがなんとも…… -- 名無しさん (2014-04-30 00 01 40) 若い時は色々苦労したけど晩年はジョナサンの遺言通り幸せそうでよかったよ。アニメ版ではホントに皆に見守られての最期だったので泣けた -- 名無しさん (2014-04-30 06 41 46) ようやくジョナサンの元に行けたんだな(体と魂は別だしね) -- 名無しさん (2014-04-30 09 35 24) ジョナサン死んでから50年以上もよく頑張ったよこの人は…… -- 名無しさん (2014-04-30 13 32 47) エリナとジョナサンをいじめた悪ガキ共は本当に性根が腐っていたな。ディオに痺れるなんて抜かしやがるぐらいだし。 -- 名無しさん (2014-04-30 16 32 16) ↑ダークヒーローカッケー!とかそんなんじゃないの、ウルトラマンが欲しいとか仮面ライダーなりたいとか子供特有のそんなんじゃないの -- 名無しさん (2014-04-30 16 38 05) ↑↑あの頃から圧倒的カリスマ性漂わせてたし痺れて憧れてもしょうがない -- 名無しさん (2014-04-30 16 39 34) そんなディオにジョナサンより先にエリナは勝ったのか。 -- 名無しさん (2014-04-30 16 45 01) ↑エリナさんは強いもんな。 -- 名無しさん (2014-04-30 16 46 20) 割りとガチな話ジョナサンの幸運って勝負事よりも人との出会いに大方回っていたかもしれない。エリナさんといい、スピードワゴンといい、ツェペリさんといいかなりいい人達と出会ったな。 -- 名無しさん (2014-05-21 22 05 55) ルーシーの名前気づかなかった(;´д`)最終的にジョニィの嫁がリナつながりで、納得しちゃってたなぁ -- 名無しさん (2014-06-05 23 17 49) 色々な面でジョジョシリーズで最も素晴らしい女性だと思う。 -- 名無しさん (2014-06-06 00 16 16) エリナ・ペンドルトン…川澄綾子…アルトリア・ペンドラゴン… -- 名無しさん (2014-10-01 13 16 46) 小説そんな覚悟がいる内容なの? -- 名無しさん (2014-10-09 19 10 17) ↑俺は7ページ半に渡る無駄無駄ラッシュを食らった後針串刺しの刑にされても -- 名無しさん (2014-10-09 19 16 04) (↑続き)死なない自身がある人じゃないとお勧めできない -- 名無しさん (2014-10-09 19 17 00) 川澄さんはジョジョRADIOでエリナのキャラクター性に独自の見解を述べてて声優ってスゲーと思ったよ -- 名無しさん (2014-10-09 22 02 26) ↑それは声優だからじゃなくファンだからだろうw -- 名無しさん (2014-10-09 22 14 47) 生涯の伴侶としてジョナサンに愛されて、大好きなおばあちゃんとしてジョセフに愛された人。 -- 名無しさん (2014-10-09 22 16 25) ジョセフにとってはリサリサ以上に母親的な人でもあるんだろうな。 -- 名無しさん (2014-11-26 09 10 13) 流石の承太郎もこの人には頭が上がらないかも -- 名無しさん (2015-05-13 16 06 55) ↑確かにwwwwwつか承太郎とエリナは中の人が重度のジョジョラーって共通点があるんだよなあ。 -- 名無しさん (2015-05-26 19 13 32) 「エリナ・・・?あぁ、あの田舎娘のことか。くだらん。」アニメの追加良かった。エリナに負けたことは黒歴史だろうから忘れたかったんだろうな -- 名無しさん (2015-06-08 00 28 48) ↑ ポルナレフとか忘れかけてるのに、はるか昔のエリナに関して即答できるあたり、忘れたくても忘れらないんだろうな。 -- 名無しさん (2015-06-08 09 32 07) ジョセフがエリナおばあちゃん -- 名無しさん (2015-06-08 17 06 43) ↑すまんミスwアニメでジョセフが『その体、エリナおばあちゃんの為にも返してもらうぞ!』って言った時、エリナおばあちゃんとの事は大切な思い出なんだなぁって嬉しかったわ -- 名無しさん (2015-06-08 17 12 00) 彼女もまた「黄金の精神」を持っていた…ということだよね -- 名無しさん (2015-06-15 10 13 25) 東方理那さんの方も、描写は少ないにもほどがあったけど良い嫁だったっぽいよね。旦那の死であれだけショックを受けてたんだし。 -- 名無しさん (2015-12-01 16 13 50) この人だったら1部~6部までの主人公全員を一人で言いくるめる事が出来そうな気がする・・・・ -- 名無しさん (2016-08-08 15 30 07) ↑体内に眠るジョナサン遺伝子がホイホイ言うことを聞いちゃうんだろうな -- 名無しさん (2016-09-25 18 32 40) 間男にキスされてNTRされそうになると即座に泥水で口を洗う鉄壁の防御力。そこにシビれるあこがれるゥ! -- 名無しさん (2016-09-25 21 13 20) バスク・オムみたいな婆ちゃん -- 名無しさん (2016-10-19 18 06 55) ↑やめろwww -- 名無しさん (2016-12-04 15 53 40) ↑6 ある意味、ジョジョ最強キャラやなww -- 名無しさん (2017-01-24 15 06 28) 声優さんがどれもいいキャストであることから重要人物であることがわかる -- 名無しさん (2017-05-08 18 20 46) ↑4 サングラスだけじゃねーかwwww -- 名無しさん (2017-06-03 00 16 57) 少女から淑女、果ては「おばあちゃん」と、きちんと老いが描かれているのが好き。漫画やアニメ全体でも珍しいと思う -- 名無しさん (2017-06-12 21 00 48) 画風の元ネタである北斗の拳では事あるごとにヒロインが自殺しようとするけど、ジョナサンがエリナに生き延びるよう諭したのはそういう展開へのアンチテーゼなんかな -- 名無しさん (2019-03-31 11 24 47) 殉死にはクソほどの価値も無いって荒木イズムを感じるな。死を無意味にしないためにはその死を託されて生き延びるもう一人が必要だという考え。6部もジョジョがもうひとりに運命を託して命を捨てることで完結した -- 名無しさん (2020-08-21 13 21 42) >一体いつ『仕込んだ』んだァァァ~?という疑問についてはファンの間でも意見が分かれている。←挙式2月2日で新婚旅行2月7日なんだからそんなおかしいことか……? -- 名無しさん (2021-10-09 05 49 05) あの泥水で口すすぐシーン、通じない人結構いたんだ…笑うシーンじゃないんだけどなぁ。 -- 名無しさん (2022-02-11 09 39 39) 力じゃなくて精神性でディオを完全に打ち負かした人物ってこの人だけじゃないだろうか? -- 名無しさん (2023-02-14 21 50 17) ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-07-19 17 15 36) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-07-26 09 57 08 泥水で口を洗う意味が分からないのは流石に読解力無さすぎるだろう…そんなやつ本当にいるのか? -- (名無しさん) 2023-12-25 09 51 17 ↑ジョジョに限らずトンチンカンな推理を披露する人はいるからなぁ。 -- (名無しさん) 2024-06-16 16 45 42
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吉良吉影 矢安宮重清 ウィル・A・ツェペリ ワムウ 空条承太郎 ジャン=ピエール・ポルナレフ DIO 空条徐倫 エルメェス・コステロ 吉良吉影 吉良吉影 星 ★★★ HP 4500 出現率 2.8% 所持メダル 吉良吉影SPコスA 1 吉良吉影挑発D 15 広瀬康一勝利A 15 岸辺露伴SPコスA 1 東方仗助挑発D 15 岸辺露伴勝利A 15 吉良吉影カラー追加C 1 広瀬康一挑発A 15 岸辺露伴勝利D 15 音石明カラー追加C 1 岸辺露伴挑発A 15 吉良吉影擬音追加 13 吉良吉影台詞追加 1 吉良吉影勝利A 15 吉良吉影挑発A 15 吉良吉影勝利D 15 矢安宮重清 矢安宮重清 星 ★ HP 1500 出現率 3.2% 所持メダル 東方仗助SPコスA 1 矢安宮重清挑発D 15 東方仗助勝利A 15 広瀬康一SPコスA 1 東方仗助挑発A 15 虹村億泰勝利A 15 矢安宮重清カラー追加C 1 虹村億泰挑発A 15 虹村億泰勝利D 15 虹村億泰カラー追加C 1 虹村億泰挑発D 15 矢安宮重清擬音追加 13 矢安宮重清台詞追加 1 矢安宮重清勝利A 15 矢安宮重清挑発A 15 矢安宮重清勝利D 15 ウィル・A・ツェペリ ツェペリ 星 ★ HP 1500 出現率 3.3% 所持メダル ツェペリSPコスA 1 ツェペリ挑発D 15 ジョナサン勝利A 15 ジョナサンSPコスA 1 ジョナサン挑発A 15 シーザー勝利D 15 ツェペリカラー追加C 1 シーザー挑発D 15 ジョニィ勝利A 15 ジョナサンカラー追加C 1 ディアボロ挑発A 15 ツェペリ擬音追加 13 ツェペリ台詞追加 1 ツェペリ勝利A 15 ツェペリ挑発A 15 ツェペリ勝利D 15 ワムウ ワムウ 星 ★★ HP 3600 出現率 2.4% 所持メダル ワムウSPコスA 1 ワムウ挑発D 15 ジョセフ勝利A 15 シーザーSPコスA 1 ジョセフ挑発D 15 シーザー勝利A 15 ワムウカラー追加C 1 シーザー挑発A 15 エシディシ勝利D 15 シーザーカラー追加C 1 エシディシ挑発A 15 ワムウ擬音追加 13 ワムウ台詞追加 1 ワムウ勝利A 15 ワムウ挑発A 15 ワムウ勝利D 15 空条承太郎 空条承太郎 星 ★★★ HP 7500 出現率 2.5% 所持メダル 空条承太郎SPコスA 1 空条承太郎挑発D 15 アヴドゥル勝利A 15 空条徐倫SPコスB 1 アヴドゥル挑発A 15 東方仗助勝利D 15 空条承太郎カラー追加C 1 広瀬康一挑発D 15 音石明勝利A 15 東方仗助カラー追加C 1 音石明挑発A 15 空条承太郎擬音追加 13 空条承太郎台詞追加 1 空条承太郎勝利A 15 空条承太郎挑発A 15 空条承太郎勝利D 15 ジャン=ピエール・ポルナレフ ポルナレフ 星 ★★ HP 3600 出現率 2.6% 所持メダル ポルナレフSPコスA 1 ポルナレフ挑発D 15 アヴドゥル勝利B 15 ジョセフSPコスA 1 花京院典明挑発A 15 アヴドゥル勝利D 15 ポルナレフカラー追加C 1 アヴドゥル挑発D 15 ホル・ホース勝利B 15 エシディシカラー追加C 1 ホル・ホース挑発A 15 ポルナレフ擬音追加 13 ポルナレフ台詞追加 1 ポルナレフ勝利A 15 ポルナレフ挑発A 15 ポルナレフ勝利D 15 DIO DIO 星 ★★★ HP 6000 出現率 2.2% 所持メダル DIOSPコスA 1 DIO挑発D 15 ホル・ホース勝利A 15 ジョルノSPコスA 1 ジョルノ挑発A 15 ジョルノ勝利A 15 DIOカラー追加C 1 ジョニィ挑発D 15 ジョルノ勝利D 15 ホル・ホースカラー追加C 1 東方定助挑発A 15 DIO擬音追加 13 DIO台詞追加 1 DIO勝利A 15 DIO挑発A 15 DIO勝利D 15 空条徐倫 空条徐倫 星 ★ HP 1500 出現率 4.0% 所持メダル 空条徐倫SPコスA 1 空条徐倫挑発D 15 エルメェス勝利A 15 ジョニィSPコスA 1 エルメェス挑発A 15 エルメェス勝利D 15 空条徐倫カラー追加C 1 エルメェス挑発D 15 プッチ勝利A 15 エルメェスカラー追加D 1 プッチ挑発A 15 空条徐倫擬音追加 13 空条徐倫台詞追加 1 空条徐倫勝利A 15 空条徐倫挑発A 15 空条徐倫勝利D 15 エルメェス・コステロ エルメェス 星 ★ HP 1500 出現率 3.8% 所持メダル エルメェスSPコスA 1 エルメェス挑発E 15 空条徐倫勝利B 15 空条徐倫SPコスC 1 空条徐倫挑発B 15 プッチ勝利B 15 エルメェスカラー追加C 1 プッチ挑発B 15 プッチ勝利D 15 プッチカラー追加C 1 プッチ挑発D 15 エルメェス擬音追加 13 エルメェス台詞追加 1 エルメェス勝利B 15 エルメェス挑発B 15 エルメェス勝利E 15
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アンソニー・タイラー・クイン 名前:Anthony Tyler Quinn 出生:1962年7月25日 - 職業:俳優 出身:アメリカ 出演作品 1990年代 1994年 ボーイ・ミーツ・ワールド*(ジョナサン・ターナー) 2010年代 2015年 ガール・ミーツ・ワールド(ジョナサン・ターナー(#31,35,72))
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トクン …―――… トクン …―――… トクン …―――… トクン …―――… 微かな。 聞こえるか聞こえないか。感じるか感じないか分からぬ程に微かな。 儚く、もろく、今にも消えいりそうな鼓動。 それを無理矢理に動かしているのは、男の両手から発せられている生命のエネルギー。 古代より伝えられる、呼吸法により生み出される技。波紋、である。 背に負うた女性は、若く美しく、常ならば誰しもの心を癒しうるだろう気品すら感じられるが、その顔面は土気色をし、胸元は赤黒い血で染まっている。 出血そのものは止まっている。 しかし問題はそこではない。 黒騎士ブラフォードによって与えられた、鉄槌のダメージ。 それは間違いなく、彼女の骨を砕き、内蔵を破り、血反吐を吐かせている。 瀕死。 本来ならばすでに死んでいる。死んでいるはずの損傷。 それを、ただ波紋の力で、無理に生かしている。 もし、少しでも波紋呼吸のリズムが狂えば。 もし、その効き目が通じなくなるほどにの時間が経てば。 彼女は、死ぬ。 それを知り、だからこそ。 彼は、走るのを、止めない。 止められるはずもないのだ。 ☆ ☆ ☆ 「ジョースターの血統……?」 名簿を見る。確かにそこには、ジョナサン・ジョースターはもとより、二人のジョージ・ジョースターに、エリナ・ジョースター、ジョセフ・ジョースター、さらにはジョニィ・ジョースター等、多くの『ジョースター姓』の名前がある。 ジョナサン・ジョースター。 ゲーム開始直後にコロッセオでナランチャと出会い、行動を共にしていた屈強な青年。 正直で、誠実。 自分たち『ギャング』とは真反対な、気高く誇らしい世界の住人。 元々は資産家、上流階級の中で育ったフーゴではあるが、これまでの人生で、『本物の紳士』に出会ったことはほとんどない。 いや、むしろ、『上品で気取った連中』の、その裏にある醜さであるならば、ギャングになる前にもそれ以降にも、嫌というほどに見てきている。 その上で、フーゴは感じ取ったのだ。 「彼は、本物の紳士だ」と。 今、ジョナサンはナランチャと共に、簡単な食事と水分補給をしつつ、リストの確認をしている。 放送は、彼らがまだ意識を取り戻す前に行われていた。従って今ここにいる3人の中で、メモを取れたのはフーゴのみ。 放送後に意識を取り戻した彼らとフーゴは、近くの建物に一旦身を隠し、『放送』の内容を伝え整理しなければならなかった。 奇妙な境界からは、『ローマ』側の建築物。石造りの外観だが、中は広めのアクセサリーショップの様だ。 居住性を考えれば、住宅のどこかに隠れたほうが良かったのかもしれないが、異国の狭い住宅はいまいち勝手がつかめないし、外の様子を確認しづらく思えた。 それと近くに戦闘の痕跡があるというのも問題に思えたし、思案の末、西へ数ブロックほど移動することにしたのだ。 ここは、外の様子がよく見える大きめのガラス張りだが、内側にはショーケースやカウンターがあり遮蔽物に事欠かない。 裏口と二階への階段もあり、とっさの逃亡ルートも確認してある。 また、目が覚めた後のナランチャは、フーゴに言われて〈エアロスミス〉での索敵を始めていた。 その上で、無人の街のショップの奥、レジカウンター近くに、3人は陣取っている。 参加者とされる人間の名前。そして死者の数。 メモを確認しつつ、ジョナサンとナランチャは、驚きを隠せない。 そう、『77人』もの死者の数、その意味を、それぞれに異なった衝撃で受け取っている。 「なんだよ、これ、おかしーじゃねーかよ…」 震える声でそう吐き出すのは、ナランチャ。 「だっておかしーじゃねーか!? 俺ははっきりと見たんだぜッ!?」 叫びだすナランチャに、フーゴはそっと人差し指を立てて口元に寄せ、静かにするよう促す。 「たしかに、ナランチャ。ぼくらは最初の場所で、ジョジョ……ジョルノが殺されるのを観ている」 ジョジョ、という言葉にジョナサンが僅かに反応する。フーゴはなんとなしに、そういえば彼の名前、ジョナサン・ジョースターも、愛称として『JOJO』と呼ばれるのには相応しい、と思った。 「だったら…、だったらなんで、『名簿』にジョルノの名前があるんだよ!? ブチャラティやミスタ、トリッシュが居るのは分かるぜ…。きっと『ボス』の奴が何かやってるんだッ……。 けど、まさか、『殺し合い』させるために、ジョルノを殺してから、また生き返らせたとでも言うのかよッ!?」 生き返らせた、という言葉に、またジョナサンが微かに反応した。 アバッキオの体の持ち主が『吸血鬼』であると即座に見抜いたりと、どうも彼はそのあたりに何か因縁があるらしいが、フーゴはまだ詳細を知らない。 「ナランチャ。この名簿が正しいのかどうか。それは今の僕らに確かめようは無い。 けど、それでも、君と僕はここで出会った。この名簿に名前のある、ジョナサンとも出会っている。 だったら、僕らがまずすべきことは、分かるだろう?」 何度も『このド低脳がーッ!』 などと『ブチ切れられた』ことのあるナランチャが、平時であれば気味悪く思うくらい優しく丁寧な調子で、フーゴが続ける。 唾を飲み込みながら、ナランチャはそれに応える。 「……ああ、わかってるよ。まずは、ブチャラティ達と合流する……」 「『チーム』が集まること。『任務』を達成すること。 それが一番だ。そしてその任務には間違いなく、『このゲームを仕組んだ奴らを倒す』ことが含まれる……!!」 「けど、けどよォ……!」 飲み込むべき言葉。けれどもナランチャは堪えきれずに吐き出してしまう。 「あの、アバッキオを『殺して、逃げた』でかいやつをッ……!」 「あいつは後回しだ、ナランチャ!」 その叫びを、フーゴはきっぱりと、そう切り捨てた。 日の光が出始めて、あの化物は逃げていった、と、二人には説明してある。 もちろん、「あの大男の中身はアバッキオで、化物となった宿命を背負い、その力で会場にいるであろう殺人者たちを始末して回るつもりでいる」などということは、言っていない。 そして、二人が聞いていないことから、『死者として告げられた名』の中に、アバッキオの名を付け加えておいた。 その場しのぎに過ぎないと分かっている。しかしナランチャに問われたら、巧く誤魔化しきれる自信がなかった。 アバッキオの意志もある。あるが何より、そもそもフーゴ自身、そのことをどう捉えれば良いかの整理がついていない。 何よりフーゴは今、それら以上にどう捉えれば良いかわからぬ情報に混乱させられているのだから。 強く言われたナランチャは、やや意気消沈した様子で押し黙る。 立ち上がっていた足も萎え、半歩ほど後ずさり、傍のカウンターにもたれ掛かり項垂れる。 ナランチャとて、分かっているのだ。 まずは仲間と、チームと合流すること。『アバッキオの仇』を追うにしても、まずはそれからなのだと。 そして何よりも、ジョルノのことを確認したいという気持ちもある。 彼が本当に生きているのか? あの最初のステージで殺されたのは誰だったのか…? ナランチャが不承不承ながらも納得したのを確認して、フーゴは改めてジョナサンに向き直る。 「ジョナサン…そう呼んでも構いませんね?」 「……あ、ああ。ジョナサン・ジョースターだ」 不意に声をかけられて、苦痛と困惑に顔をしかめていた青年は、悩ましげな様子を慌てて引っ込めてそう返した。 「辛いことを聞くことになりますが、教えてもらいたい。 この名簿の中に、ジョースター姓の人物が多くいます。彼らは君と関係が?」 小細工や、もって回った物言いは返って逆効果と考え、フーゴは率直に核心に触れる。 ジョナサンはその岩のような拳をぎりりと握り締め、それを震えさせながら口元にやりつつ、それでもはっきりと、「何人かは」と答えた。 ナランチャとも、フーゴとも、比べようもないほどに体格が良い。丸太のような脚は、チームの中でも一番痩せているナランチャの胴回りくらいはありそうだし、胸板は並みの格闘家にも引けを取らない。 それでいて粗野粗暴の風はまるでない紳士。その紳士の彼が、今はひとまわりもふたまわりも小さく見える。 「ジョージ・ジョースターⅠ世、というは、僕の父の名だ……。Ⅱ世とあるのが誰かは解らない。 ほかの名前も、もしかしたら遠縁の人かもしれないが、少なくとも僕は知らない…」 ジョージ・ジョースターは、Ⅰ世、Ⅱ世ともに、放送で告げられた『死者』に含まれている。 「何人かは、というと、後は…?」 再び、ジョナサンは苦痛と苦悩に顔を歪める。 「エリナ……」 エリナ・ジョースター。これも、名前がある。まだ『死者』としては呼ばれていないが、名簿には書かれている。 「僕の知っているエリナは、エリナ・ペンドルトン…。優しく、気丈で、誇り高い……僕の幼馴染で……最愛の人だ」 再びここで、口ごもる。 「結婚したいと、そう考えていた……」 ジョナサンはつまり、それを加味して危惧しているのだろう。 意地悪くも、或いは残酷なこの『主催者』は、彼が結婚しようとしている女性の名前を、敢えて『ジョースター姓』で名簿に載せたのではないか、と。 「君は、ディオという敵を追っている最中だと聞きましたが……」 フーゴが話の流れを変える。 「ああ。ディオは石仮面の力で吸血鬼となった、かつての僕の友人だ。彼は非常に危険な力を持っている。 それに……」 困惑と悔恨。複雑な感情のうずで藻掻いている。 「吸血鬼のディオは、死者を屍生人として蘇らせ、自分の手下にする能力を持っているッ……! 蘇ったものは、人間の生き血を啜る邪悪な亡者となってしまうんだ……! 僕の………僕の父も、まさかッ………!」 ぶるぶると震えているのは、恐怖ではない。怒りと悲しみ。それらの感情の波が、彼の体の全てに波紋のように広がっているのだろう。 「ジョナサン。確認させてもらいたい。 つまりそれは、君の父は、『すでに死んでいた』ということですか? それなのになぜかこの『名簿』に名前があり、さらに先ほどの放送で『ここに来て死んだ』とされている。 だから、『ディオにより蘇らせられた後に、ここで再び死んだのではないか?』 と………。 そう考えているのですね?」 慎重に、言葉を選びながらも、はっきりと問い直すフーゴに、丸太のような両腕が伸ばされ、その襟首を締め上げる。 「ジョ、ジョナサン……!?」 慌てたナランチャが間に割って入ろうとするが、するまでもなく締め上げる力は勢いをなくし、怒りに燃えた瞳から、瞬時に強い後悔の色が浮かび上がる。 「わかってる、ナランチャ…。済まない、フーゴ……。 君たちも今しがた仲間を失ったばかりだというのに、僕は、自分の事ばかり……」 「気にしないでください、ジョナサン……」 襟元を直しつつそう言うフーゴ。 しかし。 フーゴがそう言うのは、何もジョナサンを気遣ってのことではない。 もちろんまるで気遣っていないというわけでもないが、フーゴにはそれよりも考えねばならないことがあったからだ。 いくつかはすでにナランチャにも話していた事を含め、改めて『名簿』としてもたらされた人名について、照らし合わせていく。 ロバート・E・Oスピードワゴンは彼の友人で、ウィル・A・ツェッペリは波紋法の師。そしてその同門の波紋戦士、ダイアーとストレイツォ。 黒騎士ブラフォードとタルカス、ジャック・ザ・リパーやワンチェン等ディオの配下の屍生人。 そして……。 「『DIO』もしくは、『ディエゴ・ブランドー』。このどちらかが、君の宿敵である『ディオ』かもしれない」 「ディオ・ブランドー、が彼の名前だ。 僕は最初、ウィンドナイツロットに来たときのように、催眠術のようにディオの罠にかけられてここに居るのではと考えていた。 けれどもし、この『名簿』のどちらかが『ディオ』で、『殺し合いの参加者』というのなら、全く別の何者かの仕業なのかもしれない……」 ジョースターの血統。『ディオ』との因縁。だが、しかし……。 「クウジョウ、とか、ヒガシカタ、というのは、まるで聞いたことがない」 再び、フーゴはしばし押し黙った。 そうだろう。きっとそうなのだ。 そしてだからこそ、それをいつ、どう説明するべきかを考えねばならない。 ★ ★ ★ 四方を壁に囲まれた、石造りの海の底。 あえて形容するならば、此処はそういう場所だ。 広大な敷地と、堅牢な外壁を持つこの施設の奥の奥、一切の日の当たらぬその場所で、彼は名簿に目を通している。 重厚な机に、クッションの良い椅子。棚や調度品もそれなりに値の貼るものだし、机の斜め向かいにある応接セットも同様だ。 元々それらは、刑務所内の他の場所にあったものだ。 GDS刑務所の女子監房内の一室を仮の拠点とし、いろいろと物を運び込んでいる。 女子監房はGDS刑務所のほぼ中央に位置し、管理ジェイルや医療監房等の施設に近い。 建物自体の、外に通じている窓などは全て塞いでおいた。 強いパワーのスタンドや、吸血鬼並みの膂力を持つものであればたやすくどかせる程度のものだが、ここで直接日の光にさらされる事はまずない。 地下へと通じる経路も確保している。よほどの油断をしなければ、たいていのことに対応できるだろう。 簡素な蛍光灯の明かりの下で、DIOは、広げた名簿とメモを見る。 150人の『参加者』。76人の『死者』。 その中には、馴染んだ名もあれば、知らぬ名もあり、配下や友人の名もあれば、宿敵や殺した者の名もある。 屍生人、波紋使い、スタンド使い…そして、「過去の、すでに死んでいるはずの人物」……。 過去の、というのは、いささかに主観的すぎる言い分だ。 彼ら(例えば先ほどそれを確認した少年、ポコなど)からすれば自分の方……、つまりはDIOこそが『未来の』人物だろうし、或いはDIOの時代より『未来から』来ている者もいるのだろう。 「セッコ」 座ったまま、DIOはそばにいた別の男へと話しかける。 「今は何年だ?」 呼びかけられ、セッコと呼ばれた、『奇妙な全身スーツ姿の男』は、作業の手を止めてしばし思案する。 しかし思案の後に帰ってきた答えは、 「……わッかんね~~。気にしたこともねーや」 というもの。 常にチョコラータの庇護下にいて、彼の言うままに殺しを働くだけの生活において「今が何年か」という知識は、確かに不要なものだったのだろう。 年、年月というのは、主観的な世界においては無用だ。それは社会性というものの中に存在する。 「そうか、なら良い」 そう言ってDIOは会話を打ち切り、セッコも元の作業に戻る。 ポコの証言。最初のホール、ステージで見た『空条承太郎と、よく似た男たち』。 そして、名簿に、放送された死者の名前。 これらを、『事実』と仮定するのであれば、この『殺し合い』を目論んだものは、『時空間を超越した能力』を持っていることになる。 だとしたら、それを、『どう扱うべきか』……。 そう、『どう対処するか』ではない。『どう扱うべきか』だ。 つまり、『天国への扉を開くために、使えるか否か』。 DIOにとって重要なのは、その点なのだ。 「な、な、DIO! どう? どう?」 楽しげに、或いは些か誇らしげに、セッコがDIOへと聞いてくる。 思索から引き離され煩わしげ、ということはまるでない素振りで、DIOは僅かに視線を向ける。 「そうだな……、悪くは、ない」 しかしその言葉は、セッコにとっては望む評価には程遠いいものである。 「だ、だめか、これェ……?」 奇妙に小首をかしげるように、少しさみしげに返すセッコ。 「駄目、ということはない。 少ない材料で仕上げたにしては、なかなかセンスが良い。 特に、上下のバランス、かな。 真ん中を中心に、左右をあえて非対称にずらして配置し、それらを囲む並べ方も象徴的だ」 「そうか!? センス良い!?」 一転して、DIOの寸評にご機嫌になる。 「まあ、悪くはない、と言ったのは、やはり材料自体が足りないということにあるかな。 もともと小さかったし、数も少ないが、何より、バリエーションに欠ける」 「けどよォ~~~、そいつはしょ~~~がねェ~~~しよォ~~~~……」 再び残念そうな表情のセッコに、DIOは指を1本挙げて続けた。 「ひとつ……。 ついさっき、『ここから逃げた何者か』がいる。 なぜわかるか……? は、問わないでくれ。私にも説明はできない。 ただ、『私を見ていた者』がいて、そいつは、『恐れて、逃げた』……。 そういう事だ……」 首筋に意識をやる。 首から下、今の『DIOの肉体』の元の持ち主である、ジョナサン・ジョースターの肉体。 その肉体を得たことで、DIOは『ジョースターの血統』との、奇妙な結びつきをもっているらしい。 だから、『分かる』 …いや、『感じる』というほうが正確だろう。 誰かは分からぬが、誰か。名簿にある『ジョースターの血統』の中の誰かが、『見ていた』のを、DIOは感じ取っていた。 そして、『逃げた』。 だとすれば、それは承太郎ではないし、また脅威となる相手でもない。 「少しの間、遊んで来てみてはどうだ?」 直接的な驚異ではないが、周りを飛び交うハエは、潰しておいたほうが良い。 アスワンツェツェバエの例では無いが、たかがハエに邪魔されることになるのは、面倒ではある。 「ウホッ!? い、良いのか? 遊んじゃって、良いのか、俺ェ…!?」 セッコは…『面白い』。DIOはそう考えている。 無邪気な子供のように、今彼は『新しい遊び』に、夢中になっている。 かつてのセッコは、チョコラータという男の『ご褒美』欲しさに殺しをしていた。 今、彼は、自分自身の中に、『殺すことの意味』を生み出そうとしている。 悪意でも憎しみでもない。狂気でも利害でもない。 無意味の時平線から、意味を創造し起立させようとしている。 そのこと自体は、DIOにとってさして意味のあることではない。 ただ面白く、興味深いのだ。 そういう意味で言えば、セッコ自身がDIOにとっての、『新たに手に入れた面白げな玩具』そのものでもある。 「できれば一時間程度で戻って来て欲しいが、まあ、君のその『能力』なら、どこに逃げようと隠れようと、見つけ出して捉えられるだろ? 障害はほとんど無い。 僕の友人や部下たちに気をつけてくれれば、好きなだけ『材料』を持ってこれる」 新たなる創造物。セッコの初めての『作品』に目をやる。 「おう、おう! すげェ! DIOの言うとーりだ! 俺、次はぜってー、もっと『スゲェもの』作れるぜ!」 そう言うとセッコは、軽く飛び上がってからくるりと身を翻して、地面の中へと『飛び込んで』行った。 残るは、DIOと、『作品』。 赤錆た匂いと、糞尿の混ざった臭気は、近づくもの全てに吐き気を起こさせるだろう。 乾きかけた血と体液に塗れた肉塊は、うずたかく積み重ねられ、組み合わされ、形作っている。 先ほど、ここでその命を奪われた3人の少年、その残骸を材料として作られた、血塗られたオブジェ。 放送前にポコに対して試してみた、『食べてみる』という選択肢は、セッコにとって目新しい刺激ではあったが、そのことをまだ自分の中でうまく捉えきれていない。 それもそうだろう。 『食人行為』というのは、飢餓によるそれや性倒錯を除けば、一種の呪術的行為で、死者の肉体を自らに取り入れることで、相手の持っていた霊力を得る、というような意味合いを持つ。 言い換えれば、他者の持つ人格や精神を認めた上で、それらを『自分のものにしたい』という欲求、同化願望や支配欲こそが、食人という行為に意味を持たせる。 そういった呪術的な思考というのは、セッコの持つ感覚からは程遠い。 それでも敢えてその観点で考えるとすれば、セッコにとって『意味のある食人行為』と言えるのは、チョコラータやDIOを『食べる』ときになるとも言える。 セッコはその発想には未だ至れない。セッコにとって意味も価値もない人間の死体をどれほど『食べた』ところで、そこから意味を見出すことは叶わないだろう。 それで、次に彼が試したのが、この『アート』だ。 誰かを殺し、その死体を使って、何かを『創る』。 チョコラータは、『死の間際の恐怖』にそそられていたし価値を見出していたが、死んだあとの死体にはさほど関心を示していなかった。 元々医者でもある。彼にとって死体はただの物体でしかない。タンパク質とカルシウム。そこに、それ以上の意味などは感じないし見いだせない。 ならば、そのあとに自分なりの創意工夫を凝らしてみようというのが、セッコの新たな着想であった。 セッコにとってこれもまた、未知なる喜びだ。 死体、死者を弄ぶ、冒涜する、というような感覚はセッコにはない。 ただ純粋に、生まれて初めて、『自分で何かを作り出す喜び』を感じているのだ。 はなから、彼にとって、殺人はそれ自体が快楽でもなければ、忌避されるべき悪でもない。 神も人間性も信じていない、その存在すら知らない彼には、冒涜という概念すら無い。 彼にとっての殺人とは、『できるから、する』ものだし、死体とは『その結果できるもの』でしかないのだ。 「―――さて、どうする?」 そのセッコによる『初めての作品』、奇怪なオブジェを挟んで向こう側。 暗闇の中のさらにその奥に、DIOが言葉を投げかける。 「今ここで、『生きている』のは君と私、『ふたりきり』だ。 戦うか? 君が是非にというのなら、それもよかろう。 それとも ――― お話でもしてみるか? 私は、どちらでも構わないよ ―――」 奇怪なオブジェの向こう側。 暗闇の中のさらにその奥からは、すぐさまの返答は返ってこなかった。 ☆ ★ ☆ 紙が、あたり一面に散乱している。 それらのいくつかは、テーブルの上に並べられ、またいくつか床やソファの上に何箇所かに分けてまとめられている。 紙の多くは、会場内各所から〈オール・アロング・ウォッチタワー〉が『拾ってきた』ものだ。 コーヒーメーカーに『サンジェルマンのサンドイッチ』、『鎌倉カスター』等の新鮮な食料も、その紙の中にあった支給品である。 支給品の中には、『地下地図』のような有用なものから、武器類に、飲食品類、そして『図画工作セット』のような、何の目的で支給されたか不明なものもあった。 テーブルの真ん中辺り、本来は、綺麗に磨かれていたはずの面には、マーカーで縦横の線が引かれている。 ちょうど7×9マス。縦にはA~Gの文字が振られ、横には1~9の数字が振られていた。 そのマス目の中に所狭しと並べられているのは、駒。 小さく切り抜いた紙を、テープで三角形にし、名前とマークを書いてある。 例えば、ほぼ中央に位置する場所に、ボルサリーノ帽のマークが書かれた駒がある。 これは自分の位置を現す駒だ。 そのやや斜め右下に3つの駒があり、『◎フーゴ』、『○ナランチャ』、『☆ジョナサン』、と書かれていてる。 やや左下には、別の駒がいくつか有り、その中には『●セッコ』、『●ヴォルペ』、『△男』、そして、『★DIO』などとある。 名前が解らない人物には、とりあえず便宜的な属性だけ書いておいた。 やや左下の集まりの中の、南北戦争時の軍服のような服を着た無精髭の、『△男』は、今ところ『●=危険で殺る気満々の奴ら』とも、『○=殺る気の少ない手合い』とも解らない。 だから、『△=立場不明』の、『男=名前不明の男』の駒だ。 そのやや近くにある『●鳥』は、『危険な鳥』だし、『●チョコラータ』、『●サーレー』は、それぞれに殺る気アリな危険人物と分類している。 マークは、会話や行動からの危険度を簡易的に表しているそれと、もう一つ。 先ほど手に入れたものにあった、特筆すべき情報、『家系図』にある、『ジョースターの血統』と、その関係者を現す、『星』の記号。 ジョースターの血統。 ボルサリーノ帽を斜に被り、洒落た仕立てのスーツを着込んだ男、ムーロロは考える。 『亀』の中で、ソファに沈み込むかのように身を落とし、テーブルの上に並べられた駒と、いくつかの情報を書止めた紙を見ている。 煎れたばかりの熱いカプチーノには殆ど手をつけておらず、サンドイッチも鎌倉カスターとかいう甘いケーキ菓子も、何口か食べただけで置かれたままだ。 名簿の中にいる、驚くほど多い『ジョースター姓』の名前。そして、花京院という男から手に入れた、『家系図』の中に秘められた、『因縁』。 それらは、まず間違いなく、『鍵』だ。 この、『殺し合いのゲーム』を引き起こした何者かにとっても、おそらくは重要な『鍵』なのだ。 下弦の月が、呼ばれてこの会場では満月となっていた。 「一瞬で呼び出された」というのが実は間違いで、「さらわれたあと数日か数週間、どこかで昏睡させられていて、改めて全員揃えてからゲーム開始になった」 その可能性も考慮していた。 だが、違うのだ。 ムーロロはすでに『確信』している。 このゲームが始まってからの約6時間ほどの間。ムーロロはひたすら『亀』の中に潜み隠れたまま、会場中に飛ばしたカード、自らのスタンド〈オール・アロング・ウォッチタワー〉により、情報収集をしていた。 最初のステージで殺された男によく似た男たち。 すでに死んでいるはずの、ナランチャやアバッキオ、ブチャラティチームの面々に、暗殺チームの面々。 体が半分機械化されたナチスの軍人に、西部劇さながらの格好をしたカウボーイやメキシカン。 日本の学生やサラリーマンらしき者たちに、産業革命時代の英国紳士。 吸血鬼、屍生人、柱の男、波紋戦士。 とうの昔に死んだはずの、スピードワゴン財団設立者、ロバート・E・O・スピードワゴン。 彼らの振る舞い、言葉、話している内容…。 皆が皆、『演技をしている偽物』であったり、『催眠術や暗示か何かでそう思い込まされている何者か』というのでもない限り、結論は限られてくる。 そう。 ムーロロはほぼ、『確信』している。 この『殺し合い』の参加者は、『様々な時代から呼び出されて』おり、そしてその多くは、『ジョースターの血統と因縁のある者か、その関係者』である、という事を。 もちろん、まだ確定的とは言えない。すでに、その例外、『イレギュラー』と思える参加者たちもある程度は把握している。 それでも、この『ジョースターの血統』が大きな『鍵』である、という見立てには、『確信』を抱いている。 ジョセフ・ジョースター。 はじめのステージで殺された男に、酷似した男。 先ほど『コンタクト』を取ったこの男は、探っている間ずっと自分の名を言わなかったし、同行しているエリナという女も、襲いかかってきた長髪の剣士も、『ジョナサン・ジョースター』と呼んでいた。 しかし、ムーロロは既に、最初の頃に発見したナランチャが、ジョナサン・ジョースターと名乗るよく似た男と同行しているのを確認していた。 だから、カマをかけてみた。 「 ――― ジョセフ・ジョースターだな?」 否定は、ない。ムーロロの推測は当たっていた。 そして、ならばこの、『家系図』のとおりの『事実』が、見出されるかもしれない。 エリナ・ジョースター。家系図によれば、ジョセフの祖母。ジョナサンの妻。 その見捨てることのできるはずのない存在を『救う』ため、どんな決断をするのか ―――。 「―――クソッ、ごちゃごちゃくだらねーコト言ってんじゃぁねぇ~~~ッッ !! 全部だッ! 全部教えろッ!!!」 怒号とともに首を絞め上げられる。 なかなか、直情的なところもあるようだ。 だが、震えるその両腕は、決して加減を間違えてもいない。本当に本気で締め上げて、こちらの情報を得られないような愚を犯すほどではないというところか。 「貸しがさらに二つ、そう判断するぜ」 ムーロロは、表情ひとつ変えずに返す。 ひらりと動かした手の中には既にカードはなく3枚のメモ。 それがはらりと地面に落ちる。 「どこを選ぶかは、お前が決めろ。どこに行けば良いかなんてのは、俺に決められる事じゃぁないしな」 ジョセフの両手から解放され、襟元を直しながらムーロロは言う。 慌ててメモを拾い集めて、その中身を確認するジョセフだが、再び顔を上げた時には、暗闇にムーロロの姿はなかった。 ムーロロはようやくに、カップのカプチーノに口を付け、ふた口目を啜る。 ――― どれを、選んだか。 その答えをムーロロは既に知っている。カードがジョセフの後をつけているからだ。 そしてその先で起きている出来事も、起こりつつある出来事も、ムーロロは知っている。 それをしかし、知らせる事はしない。 ボス ――― ジョルノが今どこでどうしているかも知っているが、それをフーゴに教えることも、まだしない。 フーゴに伝えたのは、『家系図』にある、『ジョースターの血統』が、『鍵』になるのではないか、という推測と、「ジョナサン・ジョースターから目を離さず同行しろ」という指示。 とは言えフーゴのことだ。 おそらくは、『何世代にも渡るジョースターの血統』に関する話と、こちらの『煮え切らない反応』から、きっと敵が持っているであろう、『時間を超越したスタンド能力』に関してまでは、独自の推理でたどり着いていてもおかしくはない。 情報の全てを、与えてはならない。 情報には、使うべき時と使うべき価値が有り、今ムーロロのもっているそれは、おそらく他の誰もが及ばないだけのものだ。 あとは ――― それらを使い、どうするか ―――。 いつどこで誰と誰を組ませ、誰と誰を争わせるか ―――。 盤面の駒を見る。 ハートのキング。長年に渡る『ジョースターの血統』の宿敵、DIO。 この男を、どう『利用』すべきか。 さらには、家系図には書かれていないが、おそらくは彼らの一族と強い因縁のある対立構造、『柱の男』と、『波紋戦士』。 ジョナサンの体と、DIOの魂の落し子、『ボス』、ジョルノ・ジョバァーナと、敵対するパッショーネの殺し屋ども。 そして、いくつかの『イレギュラー』たち……。 家系図と名簿を見比べる。 『ディエゴ・ブランドー』、『ジョニィ・ジョースター』。 『家系図』に無い二人の『ディオ』と、『ジョジョ』は、果たしてどのような存在なのか? 盤面の駒を見る。 この二つの『イレギュラー』は、今行われている死の遊戯において、果たしてどんな利用価値があるのだろうか? ☆ ☆ ☆ 「ジョジョ!? ジョセフ・ジョースターか、貴様ッ!?」 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ
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ネズミが石に戻ったのを見届け、ジョルノは口を開いた。 「ところで」 「ッ……!!」 「気付いていますか?」 「……な……にがだッ!」 ゴールド・エクスペリエンスの治療には、激しい痛みが伴う。目の前のディオは必死に痛みに耐え、さらにそれをジョルノに気取られないようにしている。ジョルノは溜め息をついた。 「何が、お、可笑しいッ!!」 さっきの溜め息を、ジョルノが噴き出したと勘違いしたようだ。 「別に笑ったわけではありません。……さ、治療は済みましたよ」 ディオは嘘のように消えた傷口に驚きながら、試しに左肩を動かす。痛みは全く無い。傷口も引きつらない。 ちらり、とディオはジョルノを盗み見た。ここでジョルノが得意げな顔をしていたら、きっとディオはプライドを傷つけられたことによって彼に殺意を抱いていただろう。しかし、ジョルノは何の表情も浮かべずに、自分自身を治療し始めた。 「……さっきの話の続きですが……気付きましたか? あなたと彼――リンゴォでしたっけ――が戦っていた時に一回、さっき治療中に一回、地響きが起きました」 「……いいや」 嘘ではない。そもそもディオ自身、そんなことに気が付く余裕などなかった。 しかし、ジョルノの言葉にピンときて顔を上げた。 「その地響きも、スタンドとやらの仕業だと?」 「おそらく」 ジョルノは頷いた。ディオは言葉を続ける。 「……おれが思うに、スタンドというのは使う人間によって能力が違う。例えば、あの男は時間を六秒戻す、そして、お前は生命を生み出すといった具合にだ。……違うか?」 「その通りです」 再びジョルノは頷いた。 「そして、お前もあの男も、霊体のような物が側にいたな」 「見えたのですか?」 今度は、ジョルノは目を丸くした。 「なるほど……スタンドを持たない人間にも見えるのか……」 「どういう事だ?」 「これから説明しましょう。まず、スタンドというのは……」 * (つまり、おれはこのゲームでは"一番"になれない、と……!?) ジョルノの説明を聞きながら、ディオは腹の中がムカムカしていくのを感じた。 (ジョジョらの名前を見たときは、少なからず、奴らはこのディオの"引き立て役"になるだろう、と考えた。だが実際はどうだ。おれはスタンド使いどもや荒木にとってのオードブルどころか、その付け合せのパセリにしか過ぎんッ) 「……一つ聞きたいが」 煮えたぎる気持ちを押し殺し、ディオは平静を装ってジョルノと向き合った。 「スタンドは誰でも持てるのか? 例えば、試験に合格するとか、何らかのショックで操れるようになるという事は?」 「ショック……ですか。方法が無いということはありませんが、その手段がここにあるとは思えません。あの荒木とかいう男は、コップの水で溺れそうな顔をしていますが、油断は出来ない人物でしょう。自分に降りかかる危険因子を増やすような真似はしないかと」 "危険因子"。 (なるほど、良~く分かった。スタンドを持っていないと、貴様らと同じ土台にすら立てない、そういう事か。え? おまえもそう思っているのだろう? ジョルノ・ジョバァーナ) ディオは奥歯をギリギリと噛み締めた。 (フン!! 面白い……。人間の能力には限界がある。だが、こうなったからにはスタンドを持たない"人間"として……だが、普通の"人間"よりも徹底的にあがいてやろうではないか!!) 「今度はあなたの番ですよ。参加者の中に知り合いはいますか?」 情報を寄越せ、と言いたいらしい。ディオは名簿を取り出し、初めて確認するかのように振舞いながら考えた。 (ジョージは保護する必要があるから知らせた方がいいな。エリナは……フン、強情とはいえど、所詮は小娘。真っ先に襲われて死んでいるのがオチだろう。 問題はジョジョだ……奴をどうするべきか……) 早すぎず、遅すぎないタイミングを見計らい、ディオは名簿から顔を上げた。 「いるな。ジョージ・ジョースター、それにジョナサン・ジョースター。おれの義父と義兄弟だ。 世話になっている義父だけは何としても助け出したい」 「ジョナサン……という人は? 義理の兄弟なんでしょう?」 「いや、こいつはきっとこのゲームに乗っている。昔から嫌な奴でね。仲間内からもあまり信用されていない。 坊ちゃん育ちだから見てくれは小奇麗だが、騙されるな。 子供の頃からカラスに石を投げ付けたり、カエルを引きずり回して喜んでいたような奴だ。 無法地帯のこのゲームで何を企んでいるか……なんとなく想像できるだろう? 用心した方がいい」 義兄弟との戦闘の可能性を思い、ディオは苦痛に顔を歪めた――ようにジョルノには見えただろう。 しかし、ディオは笑いを堪えていたのだ。 「……覚えておきます。では、今後の方針について話しましょう」 ジョルノが立ち上がり、服の埃を払った。 「単刀直入に言うと、僕はさっきの地響きの原因を調べたいと考えています」 「あなたも来ますか?」とでも言うように、ジョルノの瞳が揺れた。ディオはわざと気付いていない振りをして言う。 「地響きは二回あったと言ったな。同一のものなのか?」 「……いいえ、一回目はこの近く、二回目は遠くから。僕は遠い方を調べようと思います」 「なるほどな。近くだと、そのスタンド使いと鉢合わせする可能性がある。それに、遠くなら我々が到着する頃には既に事も終わっている。 ……無駄足にはならないだろうな? 無駄な事は嫌いだ」 「僕も無駄は嫌いです。戦闘の痕跡を調べてスタンド能力を推測でき、僕のように原因を調べに来た他の参加者と会えるだろうという点を考えれば、赴く価値は充分ある、と僕は思います」 「その参加者がゲームに乗っていたら?」 「むしろ好都合です」 「ほお、自信満々ということか」 ディオは腕を組んで鼻を鳴らした。それを無視し、ジョルノは話を戻した。 「近い方は、微かですが南から音が聞こえました。遠い方はあなたの治療の途中に石をネズミに変えて観察したところ、ネズミは東に逃げました。つまり……」 「震源は西……か」 ジョルノは無言で大きく頷いた。 * (どこまでおれを馬鹿にする気だ。これじゃあ、"同行"ではなくまるで"保護"ではないかッ!!) ジョルノはディオに「変わったことがあったら、すぐに知らせてください」とだけ言って先を歩き始めていた。 (それにしても妙だ。こいつには奇妙な安らぎと懐かしさを覚えるが、そうかと思うと虫唾が走る程の憎悪を感じる。……一体、何者だ……) 考えながら、ジョルノの背に射るような視線を送る。 (まあ、そんな事は今はどうでもいい。スタンドの存在によってますます立ち回りが難しくなったが……おれはおれの思考で、そしておれのプライドで以て行動する! ジョルノォ! このディオのプライドを傷つけた貴様の罪は重い。とことんこのディオのために働かせてやろうではないか!) (不思議だ) ジョルノはディオの前を歩きながら、顎に指を添えて考えた。 (僕の考えていることが、ときどき彼に知られているような気がする……。ただ単に彼の勘が良いだけなのか、それとも……) いや、そんなはずはない、とジョルノは首を振った。このディオと名乗る青年には、あの痣が無い。きっと気のせいだ。 (それに、"ジョナサン・ジョースター"。僕は彼を知っているような気がする……) ディオの口からその名前が出たときに、その名に強く惹かれた。 (一体、何者なんだ……。ニュースに出ていた凶悪犯か何かだろうか? 警戒するに越したことは無いだろうけれど) ――会えば何か分かりそうなものだが。 しかし。 ――この人数に、この広さだ。会える確率は低い。 (考えるだけ無駄だ) ジョルノは思考を断ち切り、再び周囲を警戒し始めた。 【C-4 DIOの屋敷の前左側の路上/1日目 黎明】 【チーム『無駄無駄』】 【ディオ・ブランドー】 [時間軸]:大学卒業を目前にしたラグビーの試合の終了後(1巻) [状態]:健康(ゴールド・エクスペリエンスで治療済み)、プライドがズタズタ、スタンド使いへの激しい嫉妬、ジョルノ(と荒木)への憎しみ [装備]:なし [道具]:チャーイ(残量1.5㍑)、基本支給品 不明支給品1~2 [思考・状況] 基本行動方針:なんとしても生き残る。スタンド使いに馬鹿にされたくない。 1.このディオが、スタンド使いにむざむざと殺されるために呼ばれただとッ!? 2.ジョルノが憎いが、借りを返すまではジョルノと行動を共にする。返した後は不明(現在は腹を立てているので借りについては保留) 3.勿論ジョルノとの行動の途中でジョナサン、エリナ、ジョージを見つけたら彼らとも合流、利用する 4.なるべくジョージを死なせない、ジョナサンには最終的には死んでほしい(現時点ではジョルノにジョナサンを殺させたい) 5.ジョルノに変な違和感 6.自分もスタンドが欲しい…… [備考] 1.見せしめの際、周囲の人間の顔を見渡し、危険そうな人物と安全(利用でき)そうな人物の顔を覚えています 2.チャーイは冷めません 3.着替えは済んでいます 4.ジョルノからスタンドの基本的なこと(「一人能力」「精神エネルギー(のビジョン)であること」など)を教わりました。 ジョルノの仲間や敵のスタンド能力について聞いたかは不明です。(ジョルノの仲間の名前は聞きました) 5.ジョナサン、ジョージの名前をジョルノに教えました。 エリナは9割方死んでいるだろうと考えているので教えていません。(万が一見つけたら合流するつもりではいます) 【ジョルノ・ジョバァーナ】 [スタンド]:『ゴールド・エクスペリエンス』 [時間軸]:メローネ戦直後 [状態]:健康(ゴールド・エクスペリエンスで治療済み) [装備]:なし [道具]:基本支給品、不明支給品0~3 [思考・状況] 1.西(鉄塔の方)へ向かい、地響きの元凶を調べる 2.仲間を捜す 3.ディオに変な違和感 4.ジョナサンの名前が引っ掛かる [備考] 1.ギアッチョ以降の暗殺チーム、トリッシュがスタンド使いであること、ボスの正体、レクイエム等は知りません。 2.このディオは自分の父親とは同姓同名の他人だと今のところ思っています。 3.ディオにスタンドの基本的なこと(「一人能力」「精神エネルギー(のビジョン)であること」など)を教えました。 仲間や敵のスタンド能力について話したかは不明です。(仲間の名前は教えました) 4.彼が感じた地響きとは、スペースシャトルが転がった衝撃と、鉄塔が倒れた衝撃によるものです。 方角は分かりますが、正確な場所は分かりません。 5.ジョナサン、ジョージの名前をディオから聞きました。ジョナサンを警戒する必要がある人間と認識しました。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 31 『公正』なる果し合い ディオ・ブランドー 80 Let`s have a party 31 『公正』なる果し合い ジョルノ・ジョバァーナ 80 Let`s have a party
https://w.atwiki.jp/hololive/pages/78.html
製作中、、、